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イベント

第1回PIASセミナーを開催いたします

先端研究院(PIAS)では、PIAS主催の第1回PIASセミナーを開催いたします。

PIASセミナーでは先端研究院の最新研究成果を学内外に紹介し、愛媛大学内の共同研究や学外産学連携、自治体連携の契機作り、また、学外一般へのアウトリーチを目的とします。

主には、プレスリリースを行った最新の研究成果を中心に、毎月末の水曜夕に開催します。本セミナーは、研究者以外の方にも分かりやすく説明することを心がけています。どなたさまも、ぜひお気軽にご参加ください。

日時

2025年6月4日(水) 16:00 – 16:30

場所

ZOOMを用いたオンラインセミナー

参加方法

学内の方:EU_BBSのご案内メールにログイン情報が記載されております。
学外の方:以下参加登録フォームよりお申し込みください。折り返しログイン方法をお知らせします。
https://forms.office.com/r/QrUnZZ47dz

講演者

大内智博先生
愛媛大学 先端研究院地球深部ダイナミクス研究センター 准教授

タイトル

地震の発生は岩石にかかる力の大きさを反映
~大地震発生の評価につながる基礎研究~

要旨

愛媛大学先端研究院地球深部ダイナミクス研究センターの大内智博准教授、入舩徹男教授、高輝度光科学研究センターの肥後祐司主幹研究員、理化学研究所の矢橋牧名グループディレクターなどからなる研究チームは、大型放射光施設SPring-8の強力な次世代X線と高温高圧発生装置を組み合わせて用いることで、高温高圧環境にてサブ秒オーダーで進行する岩石の破壊現象の観察に成功しました。実験において、岩石の破壊(ミニ地震の発生)は、ある程度の高い応力が岩石に加わっている状態に限られることを明らかにしました。この結果より、地球内部にて地震が頻発する状況は、「地震発生場に生じている応力が高い状況」にあると解釈することができます。今後、種々の実験環境下においても検証が進めば、大地震発生の評価への応用も可能になるものと期待されます。
本研究成果は、米国の科学雑誌 「Geophysical Research Letters」に5月12日に掲載されました。

お問い合わせ

愛媛大学 先端研究院 先端研究高度支援
E-mail: pias_adm -at- stu.ehime-u.ac.jp

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